ダイエットと、誰も教えてくれないお金の話

『小麦断ち』『砂糖断ち』そしてダイエットは、イメージしているようにはなかなかできず、挫折の連続でした。

とくにダイエットは、とんでもなく苦労してきました。
体重が減ったと思ってよろこんでいたら、増える。ふえるふえる。

20代~30代にかけては特に苦しくて、なんだかアセって『食べないダイエット』を決行してみたり。
それで10kg減量に成功しても、食べ始めるとどんどん身について、リバウンド。
せっかく苦しみながら10kg減らしたのに、あっというまに10kg戻ってしまうという無念。

ダイエットの失敗と成功を何度も繰り返して、わたしがようやく気づいたのは『そこには心の問題がある』ということだったのです。

なぜ、太るのか。

わたしの場合、『イライラもやもや』していて、自分をコントロールできていないときに、『太ってしまうもの』を食べていることに気づきました。

アイスクリームやケーキといった甘いものや、生クリームの入ったパンは、ひとくちでも食べると、数日後にも『また食べたい』という気持ちになるのです。

パスタもおいしいから大好き。
麺類はだいたい全部おいしくて、やめられない。
麺を断つ、小麦を断つとかぜったいムリ。

そして、そういった甘いものや麺類などの糖質を食べると『イライラもやもや』が一瞬落ち着くのです。
糖質を食べると、急激に体の血糖値が上がるからなのです。

でも、しばらくして血糖値が下がってくると、またイライラもやもやし始めるのです。

いったいどうして、そんなに『イライラもやもや』するでしょう。
『イライラもやもや』する自分を、どうにかしなければ、わたしのダイエットは生きてる限り続くのではないかと、ようやく気づいたのでした。

『イライラ』や『モヤモヤ』の原因

『イライラもやもや』は、わたしも40代になったことだし『更年期障害』なのではと、考えたこともありました。

しかし、わたしが太り、ダイエットを始めたのは20代からです。
更年期障害は閉経前後に発生する体の現象ですから、『20代で生理もあって、更年期障害になってイライラして食べて太ってしまった』というのは、ちょっと違うのではないか。

それでは、わたしの『イライラもやもや』って、いったい何が原因なんだろうか。
ソレがわかるのに、ずいぶんと年月がかかったのでした。

結論から申し上げますね。
わたしの『イライラもやもや』の原因、それは、『健康』と『人間関係』、そして『お金』の問題だったのです。

『お金』はモノやサービスを使うためのツール

縄文時代などの古代に生まれていたならば、動物を狩って食べ物にする能力『狩猟』と、海でアサリを拾ったり、食べれる木の実やキノコを山から採ってくる能力『採取』の二つがあれば、生きていけたでしょう。

しかし、わたしたちは文明の発達した現代社会で生きています。

現代社会の場合、自分の欲しいものを、ゼロから自分で作りだせない場合は、すべて『お金』で買うしくみになっています。

たとえば、今日パンが食べたいとします。
基本的にパンは小麦と砂糖、塩や油からできています。

小麦を自分で育てて収穫し、粉にできるのならば、お金を払わなくても、家には小麦粉があるでしょう。

しかし、コンクリートに囲まれたマンションに住んでいて、駅前や街なかにある職場へ毎日通勤する日々を送っていると、そういうわけにはいきません。

小麦粉を育てる時間と農地がないですから、スーパーで袋入りの小麦を買うしかないのです。
ですから、食べ物ひとつ入手するのも『お金』が必要なのです。

水道の水を使えば、水道代が請求されます。
夜、明かりをつけたら、電気代が請求されます。

石油ストーブで暖まりたければ、灯油が必要です。
灯油はタダではもらえません。

この現代社会で生きていくためには、『お金』はモノやサービスを使うために、対価として間に入ってもらう、必要なツール、大切な道具なのです。

それを、あまり考えず、仕事に疲れたからと言って、パーッと使う。
そんな無知で無計画な自分に気づいたとき、わたしは『なんて愚かだったんだろう』とガクゼンとしたのでした。

がんばってるのにお金が貯まらない

一生懸命働いて、お給料をもらい、生活しているわたし。
でも、『どうしてこんなにお金がないんだろう』というもやもやが、心の中に常にあるのです。

とにかくがんばっています。がんばって働き、自由時間もないから、ガマンもいっぱいしています。
『節約もしなくちゃいけない』と、いつも思っています。

だけど、お金がないのです。
不思議です。
なぜなのでしょうか。

誰も教えてくれないお金の話

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『お金がない』のには、じつは理由があります。

『収入に対して、払い過ぎ』なのです。
それでは、いったい何にそんなにお金を払っているのでしょうか。一例をあげてみましょう。

  1. 住宅費
    『住宅ローン』は、自分で勉強して組みましたか?不動産屋さんや担当さんからオススメされるままローンを組みませんでしたか?
    賃貸の場合、家賃は高すぎではありませんか?
  2. 保険料
    『保険の見直し』は定期的にしていますか?その保険、本当に必要ですか?オススメされるまま加入していませんか。『加入したまま』にしていませんか?
  3. 携帯・スマホ料金
    ケータイスマホの料金プランは『そのまま』になっていませんか?
    そんなに使っていないのに、『この金額』本当にコレでいいのだろうか。
    どうにか安くならないのだろうかと、これまで考えたことはありますか?

    ざっと見ていくと、心当たりがあることばかりです。
    保険料なんて、書類を見てもなんだかややこしくて、頭がいたくなります。だから加入した時のままです。

    スマホの料金プランなんて、『ギガ』とか使い放題とか、従量制とか、ファミリーとかいろいろあって、もっとわかりません。

お金がないと『老後が不安』

なぜ『老後が不安』になるのでしょう。
ふと、自分の老後のことを妄想しはじめると、もやもやして気分が悪くなるのです。

とにかくもやもやして、ゾワゾワと不安にかられます。

それで、ついついお茶を飲みながら、おせんべいやお菓子を食べたりします。
すると血糖値が上がり、眠くなってウトウトし始めるのです。

そういった日々を、これまでなんとなく過ごしてきましたから、太ってしまったのです。

どうして『老後が不安』なんだろうと、原因を考えたことがないのです。

『不安』というものは、その正体を知れば、対策を取ることができます。
対策をとれば、『不安』は消えるのです。

すると、これからの人生、とてもラクに生きることができるのですが、わたしはそうしてこなかった。

『不安だ不安だ』と、お金や老後・将来の心配、妄想ばかりしてはなげいていたのでした。
イライラもやもやして、とても疲れますので、何か楽しみをと、甘いお菓子やおいしいせんべいを買って食べ、心を落ち着かせていたのでした。

お金のホントを知れば、ヤセる

めんどくさがらず、恐れず、『お金の真実』本当のことを知れば、太る元となっている『心のイライラもやもや』が減少するはずだと、わたしは思っています。

これからは、もっとお金のことを学び、自分のお金に対する姿勢を反省し、改善につとめようと考えているところです。

するときっと、『イライラやもやもや』が消えていき、太るお菓子や糖質にたよらなくても『生きやすい自分』にきっとなれるはずだと信じています。

それではまた!

本日もお越しいただき、ありがとうございました。

あなたの明日が、ステキな1日でありますように。