ダイエットを何度も失敗してたどりついた、デブだったわたしがヤセた方法。

100円ショップダイソーで売っているカレンダーの画像

-20kg』のダイエットに成功して、しばらく経ちました。
ヤセた現在は、心穏やかに過ごしているわたしですが、実はこれまでに何度もダイエットに挑戦しては失敗し、成功しては失敗してきたのでした。

『太る』と『心がすさぶ』のはナゼか?デブだったわたしがヤセてみてわかったこと。
今年42歳のわたし。現在の身長は160cm、体重は51kgです。がしかし、過去は最大で『20kg』も太っていた時期があるのでした。身長160cmで、体重が71kg。当時は、イスやおトイレから立つときに『よっこらしょー!』となって...

わたしのダイエット黒歴史

わたしの身長は159cmです。
高校生のころ、『スリムになりたいな』とは、時々思っていましたが、深刻に考え込むほどではありませんでした。

しかし、二十歳で就職し、『新人は職場の飲み会に、100%出席するのが当然』という職場だったので、昼はコンビニ弁当、仕事が終わったら夜は職場の飲み会。夜中に帰宅してクタクタ。
シャワー浴びて寝たら、もう朝。
駆け込むようにまた出勤。という生活を送っていたのでした。

睡眠時間は4時間くらいでした。
まだ若かったからか、病気はしなかったのですが、気がつくと、職場の制服のタイトスカートがパツパツになっていたのでした。

『これはもうダメだ。このままではビリッとなってしまう!タイヘンだ!』とあわてたのは、23歳になったばかりのころ。

そこから、わたしのダイエット黒歴史は始まったのです。

  • 23歳の春、62kgになる(23年間生きてきた中で、一番太った)
  • 23歳の秋、52kgになる。(6か月で10kg減らした)
  • 28歳の秋、62kgになる。(5年かけて10kg太った。元に戻った)
  • 30歳の秋、50.6kg(2年かけて11.4kg減らした)
  • 37歳の秋、70.0kg(7年間かけて20kg太った)
  • 41歳の秋、49.8kg(4年間かけて20.2kg減らした)

太る心理

太ってはヤセ、ヤセては太るという経験を、何度も繰り返した今、わかったことがあります。

それは、毎日の生活の中で、心がザワつき、自分をコントロールできなくなってくると、『デブ』になってしまうということです。

チョコレートや生クリーム、甘いお菓子やパン、パスタやうどん、白ごはんが止まらないのには、実は理由があるのです。

『イラつく毎日』は、チョコレートや甘い糖分、炭水化物などの糖質を食べることで、一時的に『イラつき』がおさまります。

しかし、体の中からその糖質がなくなってくると、また自分の心の中が『ザワザワ』してくるので、また甘いものや炭水化物を食べたくなるのです。

それで、チョコレートや生クリームのパンやお菓子、大盛りパスタやラーメン、おにぎりなどを食べます。食べてしまいます。

食べたあとは、後悔と自己嫌悪です。
そして後悔と自己嫌悪で、モヤモヤする苦しい毎日を、『自分はがんばっている』と思い込んでいるのでした。

すると、これはもう『なかなかヤセられないぞ』というようなデブに突き進むことになります。

どんどんデブになって、『水を飲んでも太るのわたし』とか言いたい自分が情けなく、ツライので、見ないようにするから、さらにどんどん太ります。

太ると、かわいいスリムな、ステキな服を着ることもできません。

自分がイキイキと、人生を楽しんで生きることを、太ってデブになることで、全部放棄しているというカンジでしょうか。

気がつくと、下腹ポッコリでタンクトップがパンパン。まるでボンレスハムのようです。

そういえば、大きく手を振って歩かないと前に進みません。ちょっと動いただけでも息切れがしますし、いつも暑いですよね。

えっ、暑くない?おかしいなぁ、暑いでしょう?
もしかして、暑いのってわたしだけ?

カラダに分厚い脂肪がついているから、冬でも暑いんですよね。

立ったり座ったりもしんどいです。ヒザも痛いですし。

足が何かの病気になったのかと思って、病院へ行ったら、お医者さんから『ヤセましょう』と言われます。
太りすぎで体重が重いから、ヒザに負担がかかり、それでヒザの関節が痛くなるのだそうです。

病気じゃないんです。ただたんに、太りすぎだったのです。

あーあ。

残念ですよね。
ここで、『ボンレスな自分』と向き合ってダイエットを開始すれば、20kgもこんなに太らなかったのです。

しかし、太っているときは自堕落で怠惰な生活に突き進んでいます。
そしてそんな自分に、まったく気づいていませんし、気づきたくもありません。

『わたしが太るのは、周りの人のせいだ』『世の中のせいだ』とか言っているほうがラクです。

それを言ってれば、ヤセる努力をしなくていいからです。

甘いパンやお菓子、カップラーメンを食べながら、ぐちぐちブツブツもんくを言い、こんなに太ったわたしを一番嫌っているのは、じつはわたし自身なのです。

太る心理の悪循環

『太る心理』とはオソロシイものです

太るからイライラします。
そして『イライラするから太る』のだとわたしは思っています。

つぎのような悪循環になっているのです。

  1. イライラする。心がざわつく
  2. 甘いものや、パンや麺、ご飯などの糖質を食べると落ち着く。
  3. しかし太る⇒イライラする。心がざわつく
  4. 1に戻る。

この1~4を繰り返しているかぎりは、ヤセません。
しかし、ということは、どこかでこの『悪循環』、魔のスパイラルを断ち切れば、『ヤセることができる』ということなのです。

さあ、それではここからが実践です。

一緒にヤセようではありませんか!

わたしが20kgヤセた方法

20kgヤセた、わたしのダイエット方法をご紹介します。

とくに必要なものはありませんが、ひとつだけ、書き込みのできるカレンダーを準備しましょう。

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このようなカレンダーがあると便利です。
ダイソーなどの100円ショップで購入できます。

このカレンダーの空欄へ、毎日『体重』と『食べたもの』を書いていきます。

そしてこのカレンダーを、お部屋の見えるところに置いておくのです。

すると、家にいるときは、いつもこのカレンダーが視界に入ります。ヒトという生き物は、『視界に入る』と、『意識する』ようになります。

ダイエットを毎日意識できるようにするための、ひと工夫です。

カレンダーには、必ず毎日書いていきましょう。

朝起きたときの体重、食べたもの、寝る前の体重。

食べたものは完璧に書かなくても大丈夫です。だいたいザックリでメモしておきましょう。

すると、次第に『今日はどのくらい減ったのかな』と気になり始めます。

カレンダーを見ると、パスタやラーメン、パンやご飯が多いことに気づきます。

『こういうものを食べているから、わたしはヤセないんだな』という、とても大切なことに気づきます。

そういえばパンの場合は、1個だと足りないから2個食べて、ついでにオヤツまで食べていたりします。

果汁100%ではない、甘い飲み物を飲んでいることにも気づきます。
甘い飲み物にはたくさんの糖質が含まれていますから、ダイエットには不向きです。

ヤセてる人が何を飲んでいるのかチラリと見てみると、甘い無果汁のジュースではなく、糖分の入っていないお茶や紅茶、ミネラルウォーターなどの水や白湯を手にしていることに気づくでしょう。

次第にカレンダーが『自分のやってきたこと』で埋まっていきます。

すると、『書くのを忘れる日』というのが出てくるんですね。

あっ、しまったー!
毎日ここまで書いてきたのに忘れちゃったよ~

『わたしの貴重なダイエット記録が~』とか思い始めたらしめたものです。そうこうしているうちに2か月たちます。

体重が少し減ります。
体重が少し増えます。

いったいどうして、こうなったんだろうか。

すると、これまで『体重が減った日』に、自分は何を食べていたのかを知りたい気持ちになります。過去のカレンダーをさかのぼっていき、なるほど!と気づきます。

野菜サラダやタンパク質でお腹いっぱいにし、炭水化物や甘い糖質を減らし続けていたから、体重が減ったのです。

だけど、パンやパスタ、ラーメンやうどん、ご飯おかわりを続けていると、ヤセないどころか太ってる。
そうか、こういうのを食べてるから太るのか~。
あーあ残念。パスタや麺、パンは大好物なんだけどなー。どうにかならないかな~。

食べても太らない麺ってないのかな~。あるといいんだけどな~。
なにかないかな~。

あるとき、そうやって『何かを変えよう』としている自分に、進化していることに気づくでしょう。

ただ単にカレンダーへ『体重』と『食べたもの』を書き始めただけなのに。

そんな地味な毎日のコツコツが、いつのまにか『1kg減』『3kg減』『5kg減』『10kg減』と、わかりやすい数字になって、自分の目の前に現れます。

それはそれは、とてつもない『よろこび』です。

それではまた!

あなたの明日が、ステキな1日でありますように。