中国の湖北省武漢市で発生している原因不明の肺炎について、中国のテレビ局が、その病原体につい て報道したと、時事通信社(日本)のニュースサイトへ掲載されています。
記事によると、武漢市では1月5日までに59人が感染しており、うち7人が重症とのこと。
中国政府が武漢へ派遣した専門チームによると、複数の患者から新型のコロナウイルスを検出し、これが病原体だと判断したらしい。
詳細は、時事通信社のニュース記事へリンクを貼っておりますので、ご確認ください。
中国では、過去もSARSとMERSが大流行
中国では2002年~03年にかけて、『SARS』が大流行した。
当時は、中国の国内で人が大移動するという『春節』の時期も重なったため、700人以上の死者が出たと言われている。
また2012年には、サウジアラビアなどの中東諸国を中心に拡大した『MERS』の影響も受けており、こちらも中国では700人以上の死者を出したと言われている。
香港、マスクが品切れ続出
ネット等で情報収集したところ、中国に深い関わりのある、香港の様子がわかりました。
香港では、年末から今年の年明けにかけて『マスク』が品切れになっているとのこと。
マスクの入手がむつかしく、価格が高騰し、高級品のようになっているらしい。
マスクをしていると、友人から「すごいね。よく買えたね」と、うらやましがられるそうだ。
わたしたちが住んでいる日本では、マスクは店頭にたくさん並んでおり、今の時点では、これらのマスクが品切れになり、入手不可能な貴重品になるとは、とても思えない。
がしかし、この先、なにがあるかわからない。
これからも街の様子や、ネット界隈の様子など、意識して観察し、気づいたことは、このブログで発信していきたいと考えています。
武漢へ行くと肺炎になる?
香港でマスクが品切れになっているのには、つぎの理由があるようです。
『武漢に行って、帰ってきた人』が、帰ってきたあと『なぞの肺炎』になっており、そういった人たちが香港だけでなく、台湾、韓国にもいるのだとか。
『武漢へ行ってきた人たち』の間で、そういった情報が広まり、『武漢へ行っていない人たち』にも情報が拡散し『感染者が増えている』と、騒ぎになっているため、マスクを買い求める人たちが急増。
店舗のマスクは在庫切れ、さらに入荷未定となり、まるで高級品のように入手困難になったのである。
日本でも用心を
中国では、もうすぐ旧正月がはじまる。
旧正月を迎える中国人たちは、実家へ帰ったり、国内外を旅行する習わしがあるそうだ。
ということは、中国人のみなさんが、これから先、日本にもたくさん、やってくるのではないだろうか。
近年、日本では『インバウンド』に力を注いでいる。
この『インバウンド』とは、外国人の観光客を呼んで、日本国内を観光してもらい、食事や宿泊、楽しいイベント等により、日本でお金をたくさん使っていただこうという、国を挙げての取り組みのことである。
そしてこの『インバウンド』の多くは、中国人観光客と韓国人なのだ。
以前、テレビ等でも話題になったが、中国人観光客のお買い物は、『爆買い』とも呼ばれており、とんでもなくすさまじい。
わたし自身も、なんども目にしたが、中国人の団体客がやってくると、そのお店の商品棚の品物がスッカラカンになってしまうのである。
お買い物へ行き、買おうと思っていた品物がスッカラカンだと、『あ~、中国人のお客さんがきたんだな~』と、なんど思ったことか。
ということは、心配なのが『マスク』である。
『マスクを爆買いするのではないか?』ということである。
中国の人々が、本当に肺炎を恐れているのならば、マスクを爆買いするだろう。
しかし、それほどでもなくて、ネット上のただのウワサ話だったり、『なぞの肺炎』といっても、誰も気にしていないのならば、日本に来ても、マスクは買わないだろう。
日本では、これから春にかけて『花粉症』の季節が始まる。
毎年、マスクを必要とするかたは、早めに購入しておいたほうが安心かもしれない。
それではまた!
明日も健やかで、ハッピーな一日をお過ごしください。